注文住宅の間取りで後悔しないために|設計士に言われて気づいた3つのこと

間取り図を確認する様子
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こんな疑問を持っていませんか?

  • 間取りって何を基準に決めればいいの?
  • よくある後悔ポイントが知りたい
  • 設計士に「こうすればよかった」と言われることって何?

この記事では、現在設計事務所と注文住宅を建築中の私(いえまる)が、実際の打ち合わせの中で設計士に言われて初めて気づいたこと・後悔しがちな間取りのポイントをまとめます。

結論から言うと、間取り決めで後悔する人の多くは「見た目のかっこよさ」から考えてしまっています。設計士に言われて気づいたのは「動線から考える」という視点でした。


間取り決めが想像より難しい理由

注文住宅で間取りを決めるとき、多くの人が最初にやることは「好きな間取り図を集める」です。PinterestやInstagram、Houzzなどで素敵な間取りを眺めて「これいいな」と思うところから始める。私たちもそうでした。

ところが実際に設計士と打ち合わせを始めると、「見た目のかっこよさ」と「住みやすさ」は必ずしも一致しないことがわかってきます。設計士に言われて初めて「そうか、そういう視点があるのか」と気づいたことが何度もありました。


設計士に言われて気づいた3つのこと

①「家事動線を1本にする」という発想

キッチンと家事スペース
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「洗濯機を回す → 干す → たたむ → しまう」という家事の流れが、家の中でどこを通るかを考えてみてください。洗濯機(脱衣所)→ 物干し → クローゼット、この動線が短ければ短いほど毎日の家事が楽になります。

私たちは最初、「リビングを広くしたい」という希望ばかりを伝えていました。設計士から「1日に何度も歩く家事動線はどうなりますか?」と聞かれ、初めて「リビングの広さ」より「家事の効率」を優先した設計に切り替えました。

おすすめは、キッチン・洗面脱衣・洗濯スペースを隣接させる「回遊動線」。家事をしながら子どもに目が届く配置も同時に実現しやすい間取りです。

②「収納は量より場所」という原則

収納をたくさん作れば問題ない、と思いがちですが設計士に言われたのは「使う場所に使うものがしまえることが大事で、収納の総量より配置が重要」ということでした。

具体例:

  • 玄関にアウトドア用品・傘・コートをしまえる収納がなく、リビングに持ち込む → 散らかる
  • 洗面所にタオル・下着・パジャマをまとめてしまえる収納がない → 寝室まで取りに行く
  • キッチン内に食品ストックの収納がない → 廊下やリビングに段ボールが出る

「どこで使うものを、どこにしまうか」をシミュレーションしながら収納の位置を決めると、暮らし始めてからの動線が最短になります。私たちはキャンプ道具専用の土間収納を玄関横に設けることで、リビングにモノが溢れる問題を事前に解決しました。

③「光と風は図面では確かめられない」という限界

間取り図を見ていると、どうしても平面的な視点になりがちです。しかし住み心地を大きく左右するのは、日当たりと風通し、つまり光と風の流れです。これは図面だけでは確認できません。

設計士から言われたのは「敷地の方角と窓の位置は一緒に現地で確認しましょう」ということ。実際に土地に立って、どの方向から光が入るか・どの季節にどこに影ができるかを確認してから窓の位置を決めました。

南向きリビングが理想とされますが、周囲の建物・隣地の高さによっては南向きでも日が入らないケースがあります。「南向きだから大丈夫」と安心せず、現地確認は必須です。

「間取りはライフスタイルを写す鏡です。どんな生活をしたいかを先に決めてから、それに合わせて間取りを設計するのが正しい順序です」

— 担当設計士との打ち合わせより


よくある間取りの後悔パターン

後悔パターン 原因 対策
リビングは広いのに落ち着かない 天井高・窓の大きさ・視線の抜けを考慮しなかった 天井高の変化・窓の位置で「篭り感」を設計する
トイレが寝室に近くて音が気になる 配置時に音の伝わりを考慮しなかった トイレ・洗面を寝室から離す、または防音対策
玄関から丸見えのリビング 来客時のプライバシーを想定しなかった 玄関とリビングの間に壁か小上がりを設ける
2階の子ども部屋が暑い・寒い 断熱・空調計画が後回しになった 断熱性能と全館空調・換気計画を間取りと同時に検討

夫婦で意見が割れたときの整理法

間取りの打ち合わせでは、夫婦の意見が対立することがよくあります。私たちの場合、妻は「開放的なLDK」、私は「収納・機能性重視」で何度も意見が割れました。

設計士に教えてもらったのは「ゆずれないもの」と「あったらいいもの」を先に夫婦でリストアップしてから打ち合わせに臨むという方法です。

お互いの「ゆずれないもの」が明確になると、設計士が間を取れるようになります。どちらかが「全部ほしい」という状態では、設計士もプランの立てようがありません。


まとめ

  • 間取りは「見た目」より「動線」から考える
  • 家事動線(洗濯・料理・掃除)を最短にすることが毎日の快適さに直結する
  • 収納は量より場所。使う場所の近くにしまえる設計を
  • 光と風は図面では確かめられない。現地確認が必須
  • 夫婦で「ゆずれないもの」を事前にリストアップしてから打ち合わせに臨む

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