フリーダムアーキテクツで家を建てようと思ったとき、一番気になるのが「設計料・監理費ってどのくらいかかるの?」という費用の話だと思う。
設計事務所に頼む以上、ハウスメーカーより費用がかかるのは分かっている。でも具体的にいくらで、何に対して払っているのか、プランによって何が変わるのか——そこまで詳しく書いてある情報はなかなかない。
私は現在フリーダムアーキテクツで設計・施工を依頼中(2026年12月完成予定)。契約から工務店選定・着工まで経験した立場から、設計料の仕組み・3つのプランの違い・支払いタイミングを実体験ベースで書く。
📋 この記事でわかること
- フリーダムアーキテクツの設計料は工事費の何%か
- 3つのプランの違いと、何が変わるのか
- 設計料・監理費の支払いタイミング(住宅ローンとの関係)
- 工務店連携プランでコストをどう抑えるか
- ハウスメーカーと比べたときの費用感の正直な話
結論:設計料は建物工事費の12%、プランで関与度が変わる
フリーダムアーキテクツの設計料は、建物分の工事費に対して12%が基本の目安だ。
たとえば建物の工事費が4,000万円なら、フリーダムへの設計料は480万円になる計算。この12%という数字は、フリーダムが基本設計〜監理までフルで関わることを前提にした割合だ。
ただし、実際にはプランが3種類あって、フリーダムの関与度によって設計料の割合は変わってくる。詳しくは後述する。
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フリーダムアーキテクツの3つのプランと設計料の違い
フリーダムの設計業務は大きく「基本設計」と「詳細設計」の2段階に分かれる。
基本設計は、大まかな間取りや外観デザインを決める段階。これはどのプランでもフリーダムが担当する。
詳細設計は、水回りの設備・照明計画・クロスや床材・各種部材の選定など、実際の暮らしに直結する細かい決め事が続く段階。設計の中で一番時間がかかる部分でもある。この詳細設計をフリーダムがどこまで主導するかで、3つのプランに分かれる。
3プランの比較
| プラン | 詳細設計の主導 | 設計料の目安 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| プランA | 工務店が全て担当 (フリーダムは不関与) |
12%より低め | コストを抑えたい・工務店を信頼できる |
| プランB 私が選択 |
工務店が主導、 フリーダムも関与 |
中間 | フリーダムにフロントに立ってほしい、コストも抑えたい |
| プランC | フリーダムが主導 | 12%前後(最も高め) | 設計事務所に全て任せたい |
私がプランBを選んだのは、「フリーダムにずっと窓口として立っていてほしかった」から。工務店だけに任せる形だと、何かあったときの相談先が分散してしまう感覚があった。フリーダムが引き続き関与してくれつつ、フルプランより費用を抑えられるという点でプランBが自分に合っていた。
「設計事務所の設計料は、工事費の10〜15%が相場とされている。大手設計事務所や難易度の高いデザインになるほど割合が高くなる傾向がある」
業界相場と比べると、フリーダムの12%はほぼ標準的な水準。フルサービスの設計事務所と比べると、工務店連携によってコストを抑えながら設計事務所の品質を取り込んでいる構造だと理解できる。
設計料・監理費の支払いタイミング
設計料・監理費は一括払いではなく、3回に分けて支払う形だった。
💰 支払いスケジュール(実体験)
- フリーダムとの契約時(設計委託契約)
- 工務店との契約時(工事請負契約)
- 着工時
住宅ローンの分割実行のタイミングに合わせて柔軟に対応してもらえたのは助かった。注文住宅の場合、ローンが一度に全額実行されるわけではなく、建築の進捗に応じて複数回に分けて融資が実行される(分割実行)。そのスケジュールとフリーダムへの支払いタイミングを合わせてもらえたので、手元資金を大きく用意しなくてよかった。
ただし、分割実行の間はローンの金利分の支払いが先行して始まる点は知っておきたい。家がまだ建っていない段階から月々の出費が発生するので、その分のキャッシュフロー計画は事前に考えておく必要がある。
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工務店連携プランでコストを抑える仕組み
フリーダムアーキテクツは、設計はフリーダムが担当し、施工は提携している地域の工務店が担う「工務店連携モデル」を採用している。このモデルがコスト面でどう機能するかを説明する。
工務店は相見積もりで選ぶ
工務店はフリーダムが提携している工務店の中から、複数社に相見積もりを取ってくれた。地域密着型の工務店を数社ピックアップして、同じ設計図に対する施工費を比較する形だ。私はその中から最もコストが低かった工務店に決めた。
この仕組みのメリットは、施工品質はある程度フリーダムが担保してくれた工務店の中から、コストで選べるという点。知らない工務店に一から問い合わせる手間もなく、信頼性と価格のバランスが取りやすかった。
フリーダムが「フロント」として機能する
プランBを選んだことで、工務店との打ち合わせや調整においても、フリーダムが間に入って対応してくれている。工務店に直接全部任せる形だと、設計の意図と施工の解釈がズレることがある。フリーダムがフロントに立つことで、そのズレを抑えてくれる安心感がある。
「設計事務所を通じて工務店を選ぶ場合、設計者が施工監理を行うことで、施工品質のチェックが入る。費用は増えるが、設計の意図が現場に反映されやすくなる」
ハウスメーカーと比べた費用感の正直な話
トータルコストはやはりハウスメーカーより高い、というのが正直なところだ。
私はフリーダムを選ぶ前にハウスメーカー5社と比較検討した。設計料分がそのまま上乗せになる以上、同じ建物を建てるなら費用が増えるのは避けられない。さらに注文住宅の場合、土地と建物のローンが分割実行になるため、建築中に金利分のローン支払いが先行してスタートする。
| 費用項目 | ハウスメーカー | フリーダム(設計事務所) |
|---|---|---|
| 設計料 | 含まれる(坪単価に込み) | 工事費の約12%(別途) |
| 設計自由度 | 規格に縛られる | フルオーダー |
| 土地探しサポート | 対応まちまち | 積極的にサポートあり |
| 住宅ローン選定 | 提携ローンが中心 | 複数の選択肢から提案 |
| 建築中の管理 | ハウスメーカー自社管理 | フリーダムが第三者視点で監理 |
それでもフリーダムを選んだ理由は、費用を上回るメリットがあると感じたからだ。具体的には:
- 提案力:間取り・外観・素材選びでのデザイン提案が、ハウスメーカーとは別次元だった
- 土地探しのリード力:土地の良し悪しの判断や購入判断を、設計の視点からサポートしてくれた
- 住宅ローン選定の相談:複数の金融機関を比較した上でアドバイスをもらえた
- 工務店へのリード力:施工中もフリーダムが第三者として監理に関わってくれる
「設計料が高い」という事実は変わらないが、土地探しから設計・施工監理まで一貫して伴走してくれる価値を考えると、自分の場合は十分な対価だったと思っている。
実体験でわかったこと・費用面の注意点
よかった点:資金計画の透明性が高い
契約前に土地・建物・諸費用を含めた資金計画書を作成してもらえた。「この予算でどこまでできるか」「どこにコストがかかるか」が事前にクリアになっていたので、費用面で「知らなかった」という驚きはほとんどなかった。
設計料の仕組みも、契約前の段階でプランの比較とともに説明してもらえた。不透明な費用が後から出てくるようなことはなかった。
知っておきたい:建築中のキャッシュフローに注意
驚きではないが、建築中の金利負担は事前にしっかり把握しておくべきだ。分割実行の住宅ローンは、全額実行前から金利分の支払いが始まる。建築期間中に月々数万円の支出が発生するので、その間の家賃(賃貸に住んでいる場合)と合わせた出費を計算しておく必要がある。
まとめ
- フリーダムアーキテクツの設計料は建物工事費の約12%(工事費4,000万なら480万)
- 詳細設計へのフリーダムの関与度によって3つのプランがあり、費用が変わる
- 支払いは契約時・工務店契約時・着工時の3回。住宅ローン分割実行に合わせてもらえる
- 工務店は相見積もりで選ぶので、施工コストの透明性が高い
- トータルコストはハウスメーカーより高いが、提案力・土地探し・ローン選定・監理のサポートを総合評価するとコストに見合うと感じている
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