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「みらいエコ住宅2026、注文住宅は9月30日で締切」。そんな見出しを見て一瞬焦った。うちもこの補助金を申請している(はずだ)からだ。調べてみると、9月30日で締切になるのはZEH水準住宅の区分だけで、うちが当てはまる長期優良住宅の区分は12月31日まで受け付けている。同じ補助金でも、区分によって締切も対象世帯もかなり違う。まずは違いを表にまとめた。

みらいエコ住宅2026|注文住宅の新築
区分で「締切」と「対象世帯」が違う
| GX志向型 | 長期優良住宅 (わが家はこれ) |
ZEH水準住宅 | |
|---|---|---|---|
| 補助額 5〜8地域(東京など) |
110万円 | 75万円 | 35万円 |
| 補助額 1〜4地域(寒冷地) |
125万円 | 80万円 | 40万円 |
| 古家の除却加算 | なし | +20万円 | +20万円 |
| 対象世帯 | すべての世帯 | 子育て世帯・若者夫婦世帯 | 子育て世帯・若者夫婦世帯 |
| 予約の期限 | 2026年11月16日 | 2026年11月16日 | 2026年8月17日 (受付終了) |
| 交付申請の期限 | 2026年12月31日 | 2026年12月31日 | 2026年9月30日 |
| 予算の消化率 2026年9月26日時点 |
60% | 33%(長期優良・ZEH水準の合算) | |
| 完了報告の期限 戸建て |
2027年7月31日(3区分共通) | ||
※ 申請するのは施主ではなく、登録された住宅事業者(工務店・ハウスメーカー)です。施主が自分で申請することはできません。
※ 予算の上限に達した時点で、期限前でも受付は終わります。
※ 若者夫婦世帯=夫婦のどちらかが39歳以下(原則2025年4月1日時点)。子育て世帯=18歳未満の子がいる世帯。
出典:みらいエコ住宅2026事業【公式】対象要件の詳細(注文住宅の新築)、予算に対する補助金申請額の割合
この記事でわかること
- みらいエコ住宅2026の3区分(GX志向型・長期優良住宅・ZEH水準住宅)の補助額・対象世帯・締切の違い
- ZEH水準住宅だけ締切が9月30日に早まっている理由
- 施主は自分で申請できず、工務店・ハウスメーカーが申請する仕組み
- 申請を工務店に任せている施主が、今のうちに確認しておくべきこと
みらいエコ住宅2026とは
みらいエコ住宅2026事業は、省エネ性能の高い住宅の新築やリフォームに国が補助金を出す制度だ。2025年まで続いた「子育てエコホーム支援事業」の後継にあたり、注文住宅の新築は2026年3月31日から受付が始まった。
実は6月に書いた長期優良住宅の補助金の記事では、まだ子育てエコホームの枠組みで「長期優良住宅なら最大100万円」と紹介していた。みらいエコ住宅2026では、長期優良住宅の補助額は75万円(東京などの5〜8地域)に下がっている。同じ長期優良住宅でも、前の制度と比べて25万円少ない。
対象になる住宅は、性能の高い順にGX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅の3つ。床面積50㎡以上240㎡以下、基礎工事の着手が2025年11月28日以降、建築主が自分で住むこと、といった条件は3区分共通だ。
ZEH水準住宅だけ締切が9月30日になっている
冒頭の表のとおり、注文住宅でZEH水準住宅の区分だけ、交付申請の締切が2026年9月30日、その前段階の予約の締切が2026年8月17日に設定されている。GX志向型と長期優良住宅は、予約が11月16日、交付申請が12月31日までだ。
公式サイトによると、国は予算を第Ⅰ期(3月31日〜5月12日)と第Ⅱ期(5月13日〜12月31日)に分けて、それぞれ上限額を決めている。分譲住宅の購入や賃貸住宅の新築は5月13日から受付が始まったので、先に始まった注文住宅のZEH水準住宅だけ締切を早め、予算が偏らないようにしている形だ。
つまり、ZEH水準住宅で建てていて、まだ予約もしていない人は、今からこの補助金を使うのは難しい。予約の受付はもう終わっている。一方で長期優良住宅やGX志向型なら、まだ受付期間の中にある。ただし予算の消化率は9月26日時点で長期優良・ZEH水準の合算が33%、GX志向型が60%。上限に達すれば期限前でも締め切られる。
申請するのは施主ではなく工務店

ここがこの記事で一番伝えたいところだ。うちの申請は工務店がやってくれることになっている。だから正直に書くと、「申請した」と言い切れず「申請したはず」としか言えない状態だ。
ほかの施主さんも、ハウスメーカーや工務店に申請してもらっている人が多いんじゃないか。そう思って調べたら、多いどころではなかった。この補助金は制度上、施主が自分で申請することができない。
補助対象者である一般消費者が直接申請をすることはできません。
申請できるのは、事前に「みらいエコ住宅事業者」として登録した住宅事業者だけだ。事業者が施主の代わりに予約・交付申請・完了報告まで手続きし、補助金も事業者が受け取る。施主にはそのあと、次のどちらかの形で還元される。
- 工事代金に充当する:最終の支払いなどから補助金の分が差し引かれる
- 現金で受け取る:補助金が事業者に交付されてから、遅くとも2ヶ月以内に還元される決まりになっている
施主の側からすると、申請の手間がかからない一方で、状況が見えにくい。自分の家の申請がどこまで進んでいるのか、工務店に聞かないと分からない。うちがまさにその状態だ。
補助金がいくら入るかで、家具や外構に回せる予算も変わってくる。補助金も含めた資金計画を一度整理したいなら、無料のFP相談を使う手もある。
わが家の場合:長期優良住宅・若者夫婦世帯で75万円の対象
うちの条件を表に当てはめるとこうなる。
| 項目 | わが家 | 判定 |
|---|---|---|
| 住宅の区分 | 長期優良住宅の認定を申請 | 長期優良住宅の区分 |
| 地域 | 東京都町田市(6地域) | 5〜8地域の補助額 |
| 世帯 | 夫婦とも30代前半・子どもなし | 若者夫婦世帯に該当 |
| 着工 | 2026年に着工 | 2025年11月28日以降なので対象 |
| 完成予定 | 2026年12月末 | 完了報告の期限(2027年7月31日)に間に合う |
条件どおりなら、うちは75万円の対象になる。古家の除却加算は、建て替えではないので関係ない。子どもがいないので子育て世帯には当たらないが、若者夫婦世帯の条件は満たしている。長期優良住宅とZEH水準住宅は、このどちらかに当てはまらないと対象外になるので、ここは最初に確認しておきたいポイントだ。
とはいえ、これはあくまで条件から見た話だ。実際に予約や交付申請が出ているのか、還元が充当なのか現金なのかは、まだ工務店に確認できていない。
工務店に任せている施主が確認しておきたい5つのこと
申請が事業者任せになる以上、施主にできるのは「確認すること」だけだ。うちも近いうちに工務店に問い合わせるつもりで、そのときに聞くことをまとめた。同じように任せている人はそのまま使ってほしい。
- みらいエコ住宅事業者として登録しているか:登録していない会社は申請そのものができない
- どの区分で申請しているか:GX志向型・長期優良住宅・ZEH水準住宅のどれか。区分で補助額も締切も変わる
- 予約と交付申請をいつ出したか(出す予定か):予算の上限に達すると受付が終わるので、日付まで聞いておくと安心
- 還元は工事代金への充当か、現金か:充当なら最終の支払い額が変わる。資金計画に直結する
- ほかの補助金と組み合わせているか:国の補助金同士は基本的に併用できない。一方で東京都の補助金など自治体の制度は別に使える場合がある
なお、住宅ローン控除はこの補助金と併用できる。控除でいくら戻るかは住宅ローン控除の試算記事に書いた。
ZEH水準で建てていて、締切に間に合わない人は
ZEH水準住宅の区分で予約をしていなかった人は、みらいエコ住宅2026を今から使うのは難しい。ただ、補助金はこれだけではない。
- 自治体の補助金を確認する:東京都なら「東京ゼロエミ住宅」のように、都道府県や市区町村が独自に出している補助金がある。うちが調べた内容は長期優良住宅の補助金の記事にまとめている
- 家電の買い替えにも補助がある:東京都民なら、省エネ家電を買うと還元される東京ゼロエミポイントが使える
- これから設計する人は区分を意識する:GX志向型と長期優良住宅は締切が遅く、補助額も大きい。性能の等級をどこまで上げるかを決めるときに、補助金の区分も判断材料に入れておくといい
まとめ
- みらいエコ住宅2026は、注文住宅でも区分によって締切が違う。ZEH水準住宅は9月30日、GX志向型と長期優良住宅は12月31日
- 長期優良住宅とZEH水準住宅は、子育て世帯か若者夫婦世帯でないと対象にならない
- 施主は自分で申請できない。申請も補助金の受け取りも工務店・ハウスメーカーが行い、施主には充当か現金で還元される
- 任せているからこそ、区分・申請日・還元方法は工務店に確認しておきたい
うちも工務店に確認したら、申請の状況と実際に受け取れた金額をこのブログで報告するつもりだ。
補助金・住宅ローン控除・ローン返済をまとめて考えると、家計の見通しが立てやすくなる。家づくりのお金の相談は無料でできる。
※ 制度の内容は2026年9月26日時点で公式サイトを確認したものです。予算の状況や条件は変わることがあるので、最新の情報はみらいエコ住宅2026事業の公式サイトで確認してください。

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