注文住宅のコンセント計画で後悔しないために|場所・数・高さの全チェックリスト

注文住宅のコンセント計画イメージ
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こんな疑問を持っていませんか?

  • コンセントって何個くらいつければいいの?
  • 後から増設できないって本当?
  • どこに付けると後悔しやすいの?

この記事では、現在設計事務所で注文住宅を建築中の私(いえまる)が、設計士との打ち合わせで学んだコンセント計画のポイントを部屋別チェックリスト付きで解説します。

結論から言うと、コンセントは「使う場面を具体的に想像して決める」のが鉄則です。完成後の増設は壁を壊す大工事になるため、設計段階での計画が唯一のチャンスです。


コンセントを後から増やせない理由

新築後にコンセントを増設するには、壁の内側に通っている電気配線を引き直す必要があります。壁を一部解体して配線し直す作業になるため、費用は1か所あたり2〜5万円以上かかるケースが多く、壁紙の張り替えも必要になります。設計段階で追加するのと比較すると、圧倒的にコストが高い。

だからこそ、設計の打ち合わせ段階で「ここでこれを使う」という具体的なシーンを想像しながら決めることが重要です。


後悔しやすいコンセントの場所 TOP5

①ベッドサイド(寝室)

スマートフォンの充電・目覚まし・読書ライトなど、ベッドの両サイドにそれぞれ1か所ずつ必要です。ベッドの配置を決めてからコンセント位置を設計することが重要で、「ベッドの下に隠れる場所」「枕元に届かない位置」は後悔の定番です。

②洗面台・脱衣所

ドライヤー・電動歯ブラシ・ヘアアイロンなど使用頻度の高い電化製品が集中する場所です。コンセントが1か所だと抜き差しが頻繁になります。洗面台周りは最低2か所、高さも使いやすい位置に設定しておきましょう。水回りなので防水仕様が必要な場合も確認を。

③ダイニングテーブル付近

ホットプレート・鍋・ミキサーなどを使う場面を想像してください。床付近のコンセントだとコードが邪魔になる場合があります。テーブルの高さに合わせた位置、あるいは床面コンセント(フロアコンセント)を検討する価値があります。

④玄関・廊下

掃除機をかける際に延長コードが必要になる「盲点エリア」です。廊下の中間あたりに1か所あると掃除がぐっと楽になります。玄関にも電動自転車の充電や空気清浄機のために1か所あると便利です。

⑤屋外・ガレージ

庭の照明・高圧洗浄機・電動工具・キャンプ道具の充電など、屋外でも意外とコンセントを使う場面があります。防水コンセントを外壁に設置しておくと、用途の幅が大きく広がります。私たちはガレージと庭にそれぞれ1か所ずつ設置しました。


部屋別チェックリスト

場所 確認ポイント 最低推奨数
リビング テレビ・ゲーム機・ルーター・照明・掃除機の動線 4〜6か所
キッチン 家電の台数・電子レンジ・炊飯器・コーヒーメーカーは専用回路も検討 5〜8か所
寝室 ベッド両サイド・エアコン・テレビ(将来置く可能性も) 4か所
子ども部屋 将来のPC・学習用・エアコン 3〜4か所
洗面・脱衣 ドライヤー・ヘアアイロン・洗濯機(防水仕様) 2〜3か所
玄関・廊下 掃除機・電動自転車・空気清浄機 各1〜2か所
屋外・ガレージ 防水コンセント・200V(EV充電) 2か所以上

高さにも要注意

コンセントの「高さ」は意外と見落とされがちです。

  • 標準高さ(床から25〜30cm):一般的な壁コンセント。ただし腰をかがめる必要あり
  • ハイコンセント(床から100〜110cm):キッチンカウンター・洗面台周り・デスク横に向く。抜き差しが楽
  • 低め(床から15cm以下):テレビ後ろのコードを隠したい場合などに有効

設計士に言われて気づいたのですが、「コンセントの位置は図面で確認するより、実際の家具・家電の配置を想定してから決める」のが正解です。家具の配置を先に決めてからコンセント位置を調整する順番で打ち合わせすると抜け漏れが減ります。


EV充電用は200V専用回路が必要

EV充電設備のイメージ
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電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHEV)の充電を自宅で行いたい場合、200V専用回路の設置が必要です。これは通常のコンセント増設とは別で、分電盤から専用の回路を引く工事が必要になります。

新築時に配管だけ通しておく「先行配管」という方法もあり、将来EVを購入する予定がある方は、設計段階で「先行配管だけ入れておく」という選択肢を設計士に相談することをおすすめします。工事費を抑えながら将来の選択肢を残せます。

詳しくはこちら:注文住宅にEV充電設備をつけた話


まとめ

  • コンセントは完成後に増設すると壁を壊す大工事になる。設計段階が唯一のチャンス
  • 後悔しやすい場所:ベッドサイド・洗面台・ダイニング・廊下・屋外
  • 高さも用途に合わせて設定する(ハイコンセントの活用を検討)
  • 家具・家電の配置を先に決め、それに合わせてコンセント位置を決める順番で進める
  • EV充電予定がある場合は先行配管だけでも新築時に入れておく
  • 「多すぎる」と感じるくらいで計画するのがちょうどいい

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